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DVD化待望映画(1)「砂漠の流れ者」(1970)

The Ballad of Cable Hogue

ペキンバーは「ワイルドバンチ」に代表される暴力描写に注目を集めるが、この作品はその対極にある静かな作品。
「ワイルドバンチ」の後、同じプロデューサー、フィル・フェルドマンと作った愛すべき作品。
確か劇場公開も不遇だった。筆者はどこかの特別上映で鑑賞した。
その後、「ケーブル・ホーグのバラード」の名で再上映された。
そして、ビデオも発売されたが、ノートリミング、ノーカットでもう一度観たい。
ペキンパーの中から1本あげるとしたら、迷わずこの作品、
ヒロインのステラ・スティーヴンスも大好きな女優なので。彼女の代表作と挙げられる。
ペキンパー一家の脇役も多数登場。
最初のタイトルロールの最後のペキンパーの名が出るシーンをもう一度見直したい。
彼のカット割りはいつも観る者を陶酔させる。(例えば「ゲッタウェイ」の水浴びシーンとか、「ジュニアーボナー」のロデオの牛乗りのシーンとか・・・)
by naokingjp | 2005-12-12 16:06 | 映画
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