新宿歴史博物館で開催中の、林忠彦写真展「新宿・時代の貌」を見てきました。
戦後間もないカストリの時代の写真はやはり凄い。そしてもう一つのジャンル、文士の写真は決闘だったと述懐している。それぞれの作家に最も相応しい背景に置いて撮影している。 この太宰治の写真は、銀座ルパンで他の文士を撮影していた時、奥で新進気鋭の太宰治が酔っ払っていて俺を撮れと騒いでいたそうな。林忠彦は最後のフラシュバルブを使い、持ち合わせのレンズが引きが出来ないので、便所を開けて、便器の上に乗って撮影した。 結局この写真が太宰治を紹介する写真として最も使われたようだ。 小生は40年以上前の学生時代、この写真で、銀座ルパンの存在を知って、通う事になる。古い木のカウンターは多くの文化人が通うことにより、落ち着いた雰囲気を醸し出していて、居心地が良かった。 最近、人の心を動かすには歴史・時代の重みが必要不可欠と思うようになった。
by naokingjp
| 2009-12-15 16:58
| 写真
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Professional Photographer 玄人的写真家
21世紀高度情報化社会研究会 代表 グランツール評論家 2011年11月に第6回写真展『大都会東京の小さな自然 -鳥たち虫たちの命の鼓動-』を開催します。 場所は神楽坂のキイトス茶房。 1999年に第1回目の写真展「面影橋から-都電のある風景-」 2006年10月に2回目写真展「東京・街かど風景-人と都電の60年代-」 2008年5月に3回目の写真展「わんすあぽんなたいむ in 欧羅巴」。 2009年12月に第4回写真展『ハイ・ダイナミックなTOKIOを巡る』 2010年10月に第5回写真展『ツール・ド・フランス2010熱い夏』 最新のトラックバック
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