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大晦日の総括ー「十かい」の身の上

大釜の湯気で育った若旦那が、世間の荒波にもまれ、人生の紆余曲折を経て、辿り着いたのが神楽坂。人生に疲れ果て、傷だらけの身の上を暖かく迎えてくれた。
街並みの佇まいもさることながら、やはり住んでいる、生活している人々の雰囲気が自分の生活信条とピッタリあった。
一番お世話になったのが、このキイトス茶房のマスターの清水さん。
キイトス茶房はビルの「2階」にあります。この神秘的な階段をあがると木の温もり出会えます。
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「二階」に「厄介(八かい)」になっているって事で合わせて「十かいの身の上」ということになります。
元ネタはもちろん落語の世界で若旦那が勘当されて友人の家の2階に居候する話から。
キイトス茶房ではまるで「居残り佐平次」状態。だから通常、キイトス茶房を「お座敷」、矢来町のワンルームマンションを「行灯部屋(パソコンが林立しているから)」と呼んでいます。
そして二番目にお世話になったのが、神楽坂在住、フランス人のドラ・トーザンさん。日本の伝統文化を愛する素晴らしいジャーナリストだ。
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by naokingjp | 2009-12-31 00:20 | ライフスタイル
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